セミナー,特別講演,申し込み方法

2019年度

1.社会人博士後期課程学生の募集

申込時期は2019年1月(授業料90%減免制度があり)ですので12月までに教員にご相談ください.なお,博士後期課程学生はリスクマネジメント特別セミナーを無料で受講できます.

2.リスクマネジメント特別セミナー聴講生の募集

2019年度もリスクマネジメントをテーマとした特別セミナーを企画します.内容が決まり次第お知らせします.

出願方法や学費の詳細については以下をご参照ください.
https://www.tcu.ac.jp/entrance/graduatesummary/engineering/

2018年度後期

リスクマネジメントに関連して以下の計4回のセミナー(2018年後期,専門コース)と1回の特別講演を行います(前期は基礎コースとして第1回から3回まで実施).2018年度は特に講習費は徴収せずに試行します.2018年度は次年度に向けてアドバイス,コメントをいただける方,あるいは,次年度から博士後期課程に入学する方に御参加いただくことを期待しています.

2018年度後期セミナーの申し込み方法

e-mailにて有園, yarizono@tcu.ac.jp(@を半角にしてください)まで,リスクマネジメント特別セミナー受講希望の旨と1)所属と氏名,2)希望の受講回をお知らせください.
1)所属・氏名:
2)受講回の希望:    (例1:全て,例2:4,5,6回+特別講演,など)
なお,申し込みをした日のセミナーを欠席される場合は必ず事前にご連絡ください.内容については吉田(iyoshida@tcu.ac.jp)あるいは大鳥(ohtoriy@tcu.ac.jp)までお問い合わせください.(@を半角にしてください)

第4回 リスクマネジメントの基本と原子力安全 10月19日(金曜日)10時より

場所:21A教室(世田谷キャンパス,2号館1階A教室)
リスクとリスクマネジメント,福島事故に鑑みた安全に関するアプローチの改善 
 尾本彰(東京工業大学特任教授,東京都市大学客員教授)
リスクとは何か,安全とは何か,リスクマネジメントとは何か,を論じたのち,原子力における具体的な適用,適用にあたり考慮すべき事項を説明する.また,福島第一原子力発電所の事故に鑑みて,深層防護等安全に関するアプローチと手法がどの様に改善されるべきかを論ずる.

原子力発電所の自然現象,原子力建設事業・発電事業のリスクマネージ
 山内 澄(東京都市大学客員教授,三菱ニュークリア・エナジー・システムズ 元社長)
原子力発電所に対する地震,津波等の自然現象によるリスクマネージに関し,従来の安全確保の考え方・評価手法並びに福島第一事故以降の安全アプローチの改善につき論ずる.また,原子力建設事業並びに発電事業を遂行する上での許認可や建設工程・コスト,電力自由化等に対するリスクマネージ・事業継続判断に関し,米国での事業経験をベースに論ずる.

第5回 確率分布のテールとリスク,保険 11月9日(金曜日) 10時より

場所:午前21A教室(2号館1階A教室),12:30から22A教室(2号館2階A教室)(世田谷キャンパス)
物理現象をモデル化するための確率密度関数の本質に迫る 佐藤忠信(京都大学名誉教授)
媒介変数に関して連続な物理現象をランダム過程としてモデル化するとき,ランダム性を規定する確率密度関数を正規分布とすることが多いので,その根拠を解説する.その後,非正規系の物理過程を厳密に構成するには,媒介変数に関する相関性を考慮した上で分散の存在しない確率密度関数を用いなければならないことを明確にし,正規分布に従わない物理現象の発現する原因を探る.

リスクと保険について 矢代晴実(防衛大学校,教授)
多様なリスクが遍在する現代社会では,リスクマネジメントが重要な課題となっている.リスクマネジメントの手法のひとつである保険を含めたリスクファイナンスについて,保険の役割,保険の仕組み,リスクの定量化手法,保険でリバティブ,リスクストラクチャー,などについて講義を行なう.

第6回 ハザード評価の最前線  12月14日(金曜日)10時より

場所:22B教室(世田谷キャンパス,2号館2階B教室)
地震動と津波の確率論的ハザード解析 安中正(東電設計(株),技師長兼土木本部地震・地震動解析専門職)
地震動と津波の確率論的ハザード解析について,基本的な枠組み,日本における実施例を紹介する.そして,現状での問題点や課題を取り上げ,それらに対してどのような取り組みが行われているかを紹介し,今後の方向について議論する.

確率論的断層変位ハザード解析(PFDHA)の概要及び最近の研究について
高尾誠 (原子力エネルギー協議会 部長)
地震時に地表で生じるおそれのある断層変位の大きさを確率論に評価する手法(PFDHA)について,図表を用いながら分かりやすく説明する.PFDHAは,欧米で着目されている新しい手法であり,日本でも研究が進められている.

確率論的地震動ハザード評価における不確かさの取扱い(SSHAC適用について)
酒井俊朗(電力中央研究所 原子力リスク研究センター上級特別契約研究員)
確率論的評価においては,偶然的バラツキのモデル化とともに,統計処理などでは評価できない「認識論的不確かさ」の数値化が重要な位置付となる. 後者の対処方法としては一般的に専門家判断が用いられるが,その場合の課題及び課題解決のために米国で開発された検討手法(SSHAC)及びその適用について講演する.

第7回 一般インフラ施設のリスクマネジメントの実践 1月25日(金曜日)10時より

場所:1BN教室(世田谷キャンパス,1号館地下N教室)
10:00-11:00 耐震設計と危機耐性 本田利器(東京大学)
11:00-12:00 河川堤防のリスク評価 大竹雄(新潟大学)
12:00-13:00 昼食,休憩
13:00-14:00 インフラ施設の安全管理と法律的問題点 辻岡信也(弁護士,東京都市大学客員教授)
14:00-15:00 河川堤防の危機耐性とRIDM 渡部・吉田(東京都市大学)
15:00-15:15 休憩
15:15-15:45 原子力安全のリスクマネジメント 山内澄(東京都市大学客員教授,三菱ニュークリア・エナジー・システムズ 元社長)
15:45-17:00 パネルディスカッション パネリスト 講演者
一般構造物と原子力のリスクマネジメント 
17:30- 懇親会

特別講演 2018年10月22日(月曜日)15時より

上記セミナーの特別講演としてシンガポール国立大学のKK Phoon教授(討議含め1時間半),東京大学の高田毅士教授をお招きしています.お二方ともリスク評価に関連した研究で世界的な著名人であり,Phoon先生は地盤工学,高田先生は構造工学(建築)がご専門です.講演は英語を予定しています.以下より講演概要もご覧になれます.

場所:13L教室(世田谷キャンパス,1号館3階L教室)
15:00- Towards Data-driven Earthquake Engineering, Prof.T.Takada 講演概要  
16:00- From Data to Digitalization of Geotechnical Engineering, Prof.KK.Phoon 講演概要  ;


2018年度前期

リスクマネジメントに関するセミナーの試行を行います.前期分は基礎 編として月に1 回(合計3 回),金曜日に丸1 日のセミナーを以下のように予定していま す.2018 年度は試行し,参加者からのご意見を踏まえて2019 年度からの正式開講を目指します.2018 年度は次年度に向けてアドバイス,コメントをいただける方,あるいは,次年度から博士後期課程に入学する方に御参加いただくことを期待しています.
 
場所:東京都市大学 
基礎コース(前期) 
第1 回 リスクの基礎(確率・統計) 6月29 日(金曜日) 
【午前】リスク評価で用いられる確率の基礎 担当教員 大鳥
【午後】R 言語を使った実習 担当教員 吉田

第2 回 地震PRA の基礎 7月27 日(金曜日)
【午前】地震ハザード解析の基礎 担当教員 大鳥
【午後】モンテカルロ法に基づく損傷度解析の基礎 担当教員 吉田

第3 回 リスク評価の応用 9月28 日(金曜日)
【午前】リスクマネジメントの基礎とリスク情報の活用(原子力での事例) 担当教員 大鳥
【午後】意思決定問題とベイズ統計,情報の価値VoI 担当教員 吉田

第2回RIDM研究会 2017.10.31

RIDM (Risk Informed Decision Making) に関するミニワークショップ 
 
東京都市大学 小講堂にて
https://www.tcu.ac.jp/campuslife/introduction/setagayacampus/ 5号館1階です.

プログラム
13:00 開会 吉田(東京都市大学,教授)
13:10 管理者行動の影響を考慮したインフラ維持管理戦略におけるリスク評価  本田(東京大学,教授)
13:40 津波避難などのリスク評価について 矢代(防衛大学,教授)
14:10 地盤工学における時系列問題に対するリスクマネジメントの手法   珠玖(岡山大学,准教授)
休憩
14:50 リスク情報を活用した河川等の施設管理に関する文献調査報告及び一考察  渡部(東京都市大学D3,JACIC)
15:20 河川堤防のリスク評価 大竹(新潟大学,准教授)
15:50 広域に分散した既設構造物の地震時信頼性照査   大鳥(東京都市大学,教授)
休憩
16:30 リスクマネジメントプログラムについての意見交換
懇親会

第1回RIDM研究会 2017.5.13

RIDM (Risk Informed Decision Making) に関するミニワークショップ 

プログラム
会場:1号館12B教室
13:20 RIDMに関する研究について (東京都市大学 教授 吉田)
13:50 原子力安全におけるRIDMへの取り組み (東京都市大学 教授 大鳥)
14:20 点検とRC構造物の劣化のリスク1 (東電設計 都市大D3 鈴木)
休憩
会場:1号館12D教室(移動になります)
15:00 点検とRC構造物の劣化のリスク2 (新潟大学 准教授 大竹)
15:30 河川堤防のリスク評価について (新潟大学 M1 小出)
16:00 河川堤防の破堤と意思決定の実態 (JACIC 都市大D3 渡部)
16:30 VoIに基づく最適な点検計画(東京都市大学 M2 田崎)
17:00 ため池のリスク,岡山大学グループの取り組み (岡山大学 教授 西村)